身体が開く原因と対処法

投手に限らず打者であっても、身体の開きは良くないという意識を持っている選手は多いと思います。
実際に安定した成績を残す選手は、早い段階で身体を開くこと無く上手く身体を使っています。逆に言えば身体の開きを改善する事はパフォーマンスアップに直結する事ですので、しっかりと原因を解明しておきましょう。

“身体の開きが早い”の基準

投げる時も打つ時も、最終的には身体を閉じたまま行う事は出来ません。
改善すべきはそのタイミングですが、明確に身体の開きが早いの基準を持たずに身体を閉じる事を意識しすぎてしまうと、別のところでケガを誘発してしまう可能性もあるため、ここでは身体の開きが早いの基準を“骨盤よりも先に肩が開いてしまう事”と定義づけたいと思います。

身体の使い方

四肢の連動が出来ていない

人の身体は大きく体幹と四肢に分ける事ができます。

人が動くという事は体幹部と四肢が上手く連動する事で成立しています。ですが以下のような事が原因で自分がイメージした動作と違う動きをしてしまう場合も有ります。(ここでは良くある3つのパターンを紹介します)

  • 1.イメージした動きの経験が無い
    →頭では理解していてもその通りに動いた事が無いため身体が反応しない
  • 2.間違った動きをインプットしてしまっている
    →別の動きの習慣があるため身体が慣れた動きを選択してしまう
  • 3.正しい動きをする筋力が無い
    →筋力が不足していて本来使うべき筋肉とは別の筋肉を使ってしまう

これらの原因を解決する事なく思い通りの動きを行う事は出来ません。
ですから無理に身体の開きを改善しようとしても、間違った動きに更に上書きしてしまうだけになる恐れもあるのです。

この事を踏まえた上で以下の原因を探り、今自分の身体におきている事を分析してみてください。

前に突っ込んでいる

身体が開きやすい選手に多いのが上半身が前に行きすぎてしまっている状態です。
これにより軸足の力で身体を回転させる事が難しくなり、上半身の力で捻る事で身体を回転させようとしてしまいます。

この場合は先ほど挙げた3つのパターンの2に該当しますが、仕方なく間違った動作を繰り返しているうちにその動作がクセになるなってしまっている状態です。このような状態の選手に対して身体の開きを抑えなさいというのは逆効果で、肩や肘の負担を大きくしてしまう可能性が高いためオススメできません。

しっかりと原因を改善していき、結果的に開きを抑えられるように誘導していく必要があります。

トップが出来ていない

トップとは上の画像のような状態ですが、この状態がしっかりと出来る前に次の動作に移ってしまう事で身体が開く原因を作ってしまう選手も少なくありません。先ほどの身体が前に突っ込む事と重なる部分も多いのですが、結局身体の開きは投げる仕組みをよく理解していない場合に起こりやすいと考えていいでしょう。

PAGE TOP