今回はトレーニングに潜むリスクについてお話しします。
上手くなりたい!と意気込んで行ったトレーニングでパフォーマンスが下がるなんて悲しすぎますよね・・・
そうならないためにもぜひ最後までご覧ください!
目次
トレーニングで鍛えたら上手くなれる!?
トレーニングした結果下手になる選手の特徴
最近では高校生や大学生の年代の多くの選手が様々なトレーニングを行っています。
ですが専門のトレーナーやコーチがメニューを作成していたり、選手の状態を常にチェックしているチームは少ないのではないでしょうか。
腕や脚を鍛えると筋肉は成長して大きくなります。それと同時に“重さ”も増え、体にかかる力が大きくなります。
そうなると身体のブレが大きくなり、動きの精度が落ちやすくなります。
また腕や脚を振り回した時にかかる関節や腱、靭帯への負担も大きくなります。
何より最も大きな問題は選手の心境の変化です。
扱える重量が増え、見た目も太く強そうになってくるとやっぱり嬉しくなるし自信も付いてきますよね。
成長を喜び、努力が自信に変わるのはとても良い事です。ですが、この自信こそが落とし穴になる事も・・・
“力任せ”で解決しようとする選手が増えてしまうのです。
大きくなった=パフォーマンスUPではない!
力任せになると必要の無い“力み”が生まれます。
力んでしまうと、筋肉や関節にかかる負担は大きくなります。
今まではしなりや反動で行っていた動作に力みが加わると、身体が大きくなる前には無かった部位を痛めてしまうのはよくある話です。またスポーツの動きは様々な筋肉や関節が連動して成り立っていますが、力任せになる事で連動が上手くいかなくなり、結果としてパフォーマンスを下げてしまうという最悪の事態を招く事もあります。
そうならない為にも、体を鍛える目的を見失わないようにしましょう。
“木を見て森を見ず”になっている選手が多い
色々と工夫をしながら練習に取り組んでいる選手がおちいりやすいのが、特定の部位や細かい動きにこだわり過ぎてしまい全体に目がいかなくなってしまう事。
例えば球が行かなくなった時にテイクバックや軸足の使い方、前足の〜と細かい所に答えを探そうとするがイマイチ見つからない。
そうなるとより細かい部分に目を向けて・・・となりやすいのですが、答えは単純に『力の方向がキャッチャーに向いていなかっただけ』だったりする事もよくある話です。
このような事にならないためには、最初にふれた「全体のバランスを保つ事」を常に忘れない事がポイントです。
まとめ:とはいえトレーニングは絶対必要!
色々と説明してきましたが、パフォーマンスを上げるためにはトレーニングは必要不可欠です。
トレーニングをする際には
- 数ではなく形にこだわる
→間違った形で繰り返すとマイナスに - 目的を見失わない
→あくまでも目標はパフォーマンスアップ、トレーニングは手段 - 全体のバランスを常に意識
→細部にこだわる事は大事。でも全体のバランスはもっと大事
これら3つを絶対に忘れずに取り組んでください!