打球が伸びない理由はなんでしょうか?
考えられることとしては筋力やスイングスピードが足りない、フォームが固まっていないなどの原因が挙げられますが、自分に足りないものは何なのか、きちんと見極める必要があります。
そこで今回は、飛距離を伸ばす効果的な打球のトレーニング方法をご紹介します。
体幹を鍛えることが重要

体格に恵まれていないと打球の飛距離は出ないと思われがちですが、実はそんなことはありません。
大柄でなくても体幹を鍛えることで飛距離を伸ばすことができます。
自宅でもできる自重トレーニング「ダイアゴナルトレーニング」や、体幹だけでなくお尻・太ももの前後の筋肉を効果的に鍛えられる「サイドエルボーブリッジ」ならバランスよく筋肉がつくので、大きい筋肉がつきすぎて俊敏性が落ちるような失敗を防げます。
スイングスピードを上げよう

飛距離を伸ばすとは、球威に負けることなく打ち返すことと同義です。それにはパワーだけでなくスイングスピードを上げなくてはなりません。
簡単に取り組める効果的なトレーニングを2つ挙げてみましょう。
ストレッチで体の柔軟性を上げる
ストレッチはケガの防止以外にも筋肉の柔軟性を上げる効果があります。
全身のストレッチの他に体幹に重点を置いたストレッチも加えるとより効果が期待できます。
柔軟性が上がった筋肉は可動域が広くなり、体全体を使ったスムーズなスイングが可能になります。結果的に自然とスイングスピードが上がるので、単なる準備運動と思わずに積極的に取り組みましょう。
手首の筋肉を鍛える
打球に欠かせない筋肉の一つが手首(リスト)です。
肘から手首の間にある前腕筋を鍛えることでバットを押し込み、打球が伸びます。
ハンドグリップやリストボールなら場所を選ばずにトレーニングができるのでおすすめです。
自分のフォームを固める

バッティングの基本はボールをしっかり捉えることです。いくら体の準備をしてもボールを捉えられなければ飛距離は伸びません。
まずは素振りを繰り返すことで振りやすいスイングを体で覚えます。
ボールの軌道やコースを想定しながら行うと効果的です。自分のフォームを固めたら、ティーバッティングで少しずつ修正していきましょう。
スイングのタイミングやインパクトの位置を確認したい時はトスバッティングが効果的です。
まとめ
今回は飛距離を伸ばす効果的な打球のトレーニング方法をご紹介しました。
打球の飛距離を伸ばすにはまず自分の現状を正しく知り、足りないものを補うようなトレーニングが効果的です。