この記事の内容
○ブリッジとはどんなトレーニング?
○ブリッジのバリエーション
○ブリッジの注意点
今回はブリッジについてご紹介します。以前もブリッジに関する記事を書いていますので併せてご覧ください。
ブリッジとはどんなトレーニング?
まず初めにブリッジとはどんなトレーニングかについて説明します。
ブリッジは写真のように手のひらと足の裏で支えて体全体を浮かすトレーニングです。このトレーニングを行う事で胸郭や肩周りの柔軟性が高まり、ケガの予防だけでなく球速アップにもつながります。ただしやりすぎると逆にケガをしてしまう可能性もあるため最後に書いてある注意を守って行うようにしましょう。
ブリッジのバリエーション
それではブリッジのおすすめのバリエーションを紹介します。
今回は全部で7種類(左右含む)紹介していきますので是非チャレンジしてみてください。
- 前後揺らし
→腕力に自信の無い人は最初は小さく揺らすところから始めましょう - 足踏み
→出来るだけ体幹部を揺らさずにお腹の中心を意識して行いましょう - 手踏み
→手首の負担が大きいので無理しないように注意が必要 - 連続上げ下ろし
→見た目の通りハードな動きですが体の背面のトレーニングに効果的です - 連続上げ下ろし(台有り)
→胸郭が固い場合は台がおすすめですが腕の負担は大きくなります - 片足ブリッジ(左・右)
→太腿の裏側の筋肉の負荷が大きい場合は手と足の距離を近づけると軽減します
詳しくは下の動画をご覧ください。
ブリッジの注意点
以下ブリッジをする際の注意点です。
- 腰ではなく胸で反る
- 指の方向を意識する
- 支えきれない時に無理をしない
腰ではなく胸で反る
ブリッジの際によくあるのが腰で反ってしまうパターンです。こうなる原因は肩周りや胸郭の柔軟性が足りないのを腰の反りで補ってしまうからです。ですがこうなった場合腰を痛めてしまう可能性が高いので注意が必要です。
指の方向を意識する
ブリッジをあまりやった事がない人に多いのですが、着いている手の方向がバラバラになっていたり、指が外を向いてしまっているケースです。こうなった場合手首を痛めてしまう可能性があるため、必ず指は上の写真のように踵を指差す方向かつ両手の指が平行になるように意識しましょう。
支えきれない時に無理をしない
慣れない動きに対していきなり無理をする必要はありません。特に胸郭や肩が柔らかくなる前の段階ではかなり腕への負荷が大きくなります。腕の力が足りない場合は1回の時間を短くして何回もチャレンジするようにしましょう。またレスリングなどの競技では首だけで支えてブリッジをするような練習もありますが、思わぬ事故を招く可能性もあるため絶対に急にマネをするのは避けましょう。
まとめ
今回はブリッジのおすすめのバリエーションを紹介しました。オリックスバファローズの山本由伸投手をはじめ、プロ野球選手がトレーニングの中に取り入れている事で注目を集めているブリッジですが、最初からきれいな形で出来る選手は少ないかもしれません。ですが日々少しずつ取り組む事で確実に体は変化していきますので、ケガに注意しながら少しずつ取り組んでみてください。